【2025年版】"初心者向け"失敗しない!キャンプ用トングの選び方・使い方・お手入れ方法

【2025年版】"初心者向け"失敗しない!キャンプ用トングの選び方・使い方・お手入れ方法

こんにちは!これからキャンプデビューする方や、バーベキューを始めたいさんにとっては、意外と見落としがちな重要項目…が「トング」です。炭や薪を動かしたり、熱々のお肉をひっくり返したり、焚き火を構える初心者、キャンプシーンで
大活躍します。

この記事では、キャンプ初心者さんが安全&快適に使えるトングの選び方から、具体的な使い方、お手入れ方法までわかりやすく解説します!

前回の記事はこちら↓


キャンプ用トングの役割とは?

キャンプ用トングは、アウトドアシーンにおいては欠かせない万能アイテムです。

例えばBBQでは肉や野菜をひっくり返したり、焼き加減をチェックしたりと大活躍。 また、焚き火や炭火調理を行う際は、炭や薪を動かして加減を調整するのにも必須です。 さらに、燃えて落ちた炭や火の粉を整える際にも重宝します。

まだ自宅用のキッチントングでも代用はできますが、キャンプ特有の強い熱や屋外での環境を考えて、耐熱性や長さ、しっかりとしたグリップ力があったキャンプ専用トングを選ぶことで、安全性と快適さがしっかりとアップします。

初心者向け!キャンプ用トングの選び方

キャンプ用トングは見た目や価格だけで選んでしまうと失敗しがちなアイテム。初心者のうちは、何を基準に選べばよいか分からないものですよね。ここでは、具体的なポイントを押さえながら詳しく解説していきます。

◆長さ(30〜40cmがおすすめ)

トングの長さは非常に重要です。特に炭や薪を扱う場合、火元から距離を取る必要があるため、40cm以上のロングタイプがおすすめ。短いものだと火に近づきすぎて熱さや火傷の危険があります。
一方で食材用は30cm前後が扱いやすく、細かい作業や盛り付けもスムーズに行えます。長すぎても取り回しが大変になるので、用途に応じた適切な長さを選びましょう。迷ったら40cm前後で汎用性を重視するのも良い選択です。

◆持ち手の形状と素材

持ち手部分は、実際に手に触れる場所なので、握りやすさや滑りにくさが重要です。
おすすめはシリコン製や木製グリップが付いたもの。滑りにくく、長時間使っても疲れにくいです。全金属製のものは熱が伝わりやすく、焚き火の近くで使用する際に注意が必要。特に初心者は、手にフィットする形状で柔らかめのグリップを選ぶと安心して作業できます。

◆先端の形状

先端の形状も見落とせないポイントです。

ギザギザタイプは、肉や野菜などツルツルした食材もしっかりつかめるので、BBQ調理に最適。
一方フラットタイプは、炭や薪を安定して挟むことができ、焚き火作業に便利。
また、最近は両方の良さを兼ね備えたハイブリッド型のトングも販売されています。1本で何役もこなしたい方にはそういった多機能タイプもおすすめです。

◆素材

素材は耐久性や使い勝手に直結します。
ステンレス製は丈夫で錆びにくく、お手入れも簡単。長く使いたい人に最適です。
一方、アルミ製はとても軽量で持ち運びやすいですが、曲がりやすいデメリットも。
そして鉄製はとても頑丈ですが重さがあるため、女性やお子様が使う場合は注意。また、使用後は錆びないようしっかり手入れが必要です。
素材ごとに特性が異なるので、使用シーンに合わせて選ぶようにしましょう。

◆炭用と食材用は分ける

初心者が陥りやすいミスが、炭用と食材用を1本で済ませてしまうこと。衛生面のリスクだけでなく、炭で汚れたトングを食材に使用するのは見た目も気分もよくありません。基本は最低でも2本用意し、用途をしっかり分けましょう。トングの柄にマスキングテープで目印を付けておくと、うっかり間違える心配もなく便利です。

◆収納と持ち運びのしやすさ

地味ですが大切なポイントです。使用後にさっと収納できるケース付きのものや、吊り下げフックが付いているものはとても便利。地面に直置きすると汚れや虫が付くこともあるので、吊るしておけるデザインを選ぶのもおすすめです。

◆価格帯とコスパ

初心者は「とりあえず安いもので…」と考えることが多いですが、あまりに安価なものは耐久性が低く、結局買い直しになるケースがほとんど。2,000円〜3,000円程度の価格帯で品質がしっかりしたものを選ぶと、長持ちして結果的にコスパも良好です。

このように、トングひとつ取っても選ぶポイントは多岐にわたります。自分のキャンプスタイルや使用頻度を想像しながら、納得できる1本を選んでみてください。

キャンプ用トングの使い方ポイント

キャンプ場でのトングの使い方には、いくつか注意したいポイントがあります。まず炭や薪を動かす時は、決して慌てずゆっくりと動かしましょう。火の粉が飛ぶこともあるので、周囲にも注意が必要です。トング自体も高温になりやすいため、耐熱グローブを併用すると安全です。
次に食材を扱う時は、力を入れすぎず、そっと優しくつかむのがコツ。特に柔らかい食材は潰してしまいやすいので要注意です。また、トングを地面に直接置くと砂や汚れが付き衛生面でも良くありません。吊り下げフック付きタイプや専用ホルダーを使うと便利です。
使用後はすぐに布で拭くなど簡単なケアをすると次回も気持ちよく使えます。

キャンプ初心者におすすめのトング5選

初心者でも安心して使える、おすすめのキャンプ用トングを7種類ご紹介します。価格や特徴、使い勝手を比較しながら、自分に合う一本を見つけましょう。

【UNIFLAME(ユニフレーム)/UFトング】

出典:Amazon

軽くて丈夫なオールステンレス製でサビに強い。
先端がギザギザなので、肉や野菜なども滑らずしっかりつかめ、手にフィットしやすく、初心者でも使いやすい一本です。

サイズ 全長:約40cm
材質 ステンレス鋼
重量 約180g

【snow peak(スノーピーク)/ピッツ】

出典:Amazon

無駄のないシンプルで美しいデザインで、コンパクトに収納できて持ち運びもラクチンです。
フラットな先端で炭の操作もしやすく、食材にも対応可能しています。

サイズ 27cm
材質 ステンレス(18-8)(黒酸化発色)
重量 70g

【CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)/BBQ ウッドグリップ炭バサミ35cm】

出典:Amazon

炭用に最適な35cmサイズ。
先端が細く設計されているので、炭を細かく操作するのに便利です。
コスパが高く、初心者がまず一本持つのに最適。

サイズ 全長:約35cm
材質 ステンレス鋼、グリップ/天然木
重量 200g

【LOGOS(ロゴス)/折りたたみトング】

出典:Amazon

ミニ折り畳みトングでコンパクトに収納が可能です。
先端が細く細かい作業もしやすいです。また、食材が掴みやすいので、菜箸代わりに使えます。

サイズ 全長:約25.8cm
    収納サイズ:約15.6cm
材質 ステンレス、ラバーウッド
重量 約110g

【DOD(ディーオーディー)/フツーノトング】

出典:Amazon

火のそばで使うときも安心の42cm。
ギザギザがちょうど良く、炭や薪が掴みやすいです。また、先端に平面があるので、細かいものも掴みやすく、小枝などの小さなものも扱いやすいです。
リフターとしても使え、熱いケトルを持ち上げたり、クッカーのフタを開けたりできます。専用の収納袋付きで汚れを気にせず収納出来ます。

サイズ 全長:約42cm
材質 鉄、ステンレス
重量 約300g(付属品含む)

これら5つのトングは、初心者でも失敗なく選べるものばかり。価格だけでなく使いやすさやデザインにも注目して、自分にピッタリの1本をぜひ見つけてください!

トングのお手入れ方法

トングは食材や炭に直接触れるため、使用後は衛生面を意識してきちんとお手入れすることが大切です。使用後はなるべく早く洗いましょう。
炭や油汚れがこびりついている場合は、熱めのお湯にしばらく浸けてふやかすと汚れが落としやすくなります。次に、食器用洗剤とスポンジを使って丁寧に洗浄し、細かい部分も残さずきれいにしましょう。
洗った後は水分をしっかりと拭き取り、風通しの良い場所で完全に乾燥させることがポイントです。特に鉄製や金属製のトングはサビが発生しやすいので注意しましょう。さらに、定期的に食用油を薄く塗っておくと、サビ防止になり長持ちします。
収納時は専用ケースや布袋に入れておくと、ホコリや汚れも防げて次回も気持ちよく使えます。

よくある初心者の失敗例

キャンプ初心者がやりがちな失敗を知っておくと、トング選びや使用時に注意できて安心です。まず最も多いのは、炭用と食材用のトングを一緒に使ってしまうこと。これは衛生的に大問題です。炭用トングには汚れやすすが付着しているので、調理器具としては不向き。必ず用途別に分けましょう。

次に多い失敗は、トングの長さを軽視して短いものを選んでしまうこと。短いトングは火元に手が近づくことになり、やけどの危険が高まります。炭用なら30cm以上、調理用なら25cm程度が安心です。また、安価なトングを選ぶと強度不足で簡単に曲がったり、食材を掴んだ時に力が伝わらずストレスになることがあります。適度な価格帯のものを選ぶのが結果的に長持ちしてお得です。

さらに、使用後に洗わずに放置してサビやカビが発生するのもよくあるケース。特に鉄製は湿気厳禁なので、しっかり乾かして保管を忘れずに。
最後に、炭を動かす時に勢いよく振って火の粉を飛ばしてしまうミスも非常に危険。周囲や風向きに気を配り、ゆっくり落ち着いて動かすことを心がけましょう。

鎌倉NaFro「ただのトングじゃないワニ」

ただのトングじゃないワニ

燕三条の技術が生んだ、軽量なのにしっかりとしたホールド力。
熱い鉄板もしっかりホールドし、長めの全長約25.7cm。グリルパンハンドルとしても大活躍で、食材や薪を掴みやすい形状とほどよいバネの力でストレスフリーに使えます。

そんな「ただのトングじゃないワニ」の特徴を3つご紹介します。

◆一台2役をこなす便利なトング

「ただのトングじゃないワニ」は、これ一つでトングと鍋つかみの一台二役をこなす便利なトングです。もちろん火ばさみとしても使えます。
食材を掴みやすい形状と、その握り心地、軽量なのに安心のホールド感で、縁が立ち上がっている鍋タイプ、縁が比較的フラットな板タイプのグリルパンハンドルとしても大活躍してくれます。
ソロキャンプでも活躍するミニトングや火ばさみの機能も兼ねており、焼き肉やBBQ用トングなど、アウトドアでの調理に欠かせない調理器具です。

◆耐久性の高い純チタン製

アルミやステンレスに比べて非常に軽量で耐久性が高く、純チタン製で重量はわずか118gと超軽量です。
また、海水や湿気にも強いので錆ず長く使えます。チタンは熱を伝えにくいので、持ち手が熱くなりにくいのも特徴です。

◆安心のメイドインジャパン

このトングは、ものづくりの街、伝統の「燕三条製」で、高品質かつ信頼性の高い商品です。キャンプ道具としても、料理道具としても、オシャレに使えるデザインで、キャンプだけでなくBBQなどアウトドア全般での使用できるので便利です。

長さ:25.7cm
重量:118g
素材:チタン
製造国:日本(燕三条製)

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自分に合ったトングで快適にアウトドアを楽しもう

キャンプ初心者にとって、トングはただの道具ではなく、安全で快適なアウトドア体験を支える必需品です。炭を動かしたり、食材をひっくり返したり、焚き火を調整したりと大活躍するからこそ、選び方や使い方をきちんと理解しておくことが大切です。

炭用と食材用をしっかり分けることや、適切な長さ・素材を選ぶことは安全面でも非常に重要です。また、火元で使う場合は耐熱性や握りやすさもチェックポイント。使い終わった後は、早めに洗浄し乾燥させることで長持ちさせることができます。さらに、定期的にお手入れをしておけばサビ防止にもなり、次回も気持ちよく使用できます。

今回ご紹介した7つのおすすめトングを参考に、自分にぴったりの一本を選んでみてください。準備万端で挑めば、初めてのキャンプもきっと楽しく、安全で快適な時間になります。お気に入りのトングと共に、自然の中で素敵なアウトドア体験を楽しんでください!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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