本記事では、夏キャンプをする時に知っておくべき知識をまとめました。
2024/03/14 更新
「カラフルな服」を着る2つの理由
キャンプでカラフルな服を着る1つ目の理由は「他の人に見つけやすくするため」。
キャンプは自然の中で過ごすため生い茂った草木や雑木林がたくさんあり、山の奥に行けば転倒、転落、遭難の可能性もあります。なので万が一にそなえて自分を「相手に見つけやすくしてもらう」ことがとても大事なんです。
2つ目は「ハチに襲われないようにするため」。
ハチは7~9月にかけて行動が活発になり、ちょうど夏のキャンプシーズンと重なります。森に入ってうっかり巣を刺激してしまう可能性もあるんです。
巣を刺激され興奮したハチは黒や紺色といった「暗い色」に襲いかかる傾向があり、明るい色や蛍光色への反応は低いとのこと。普段は地味な色を着ている人も夏キャンプではカラフルな服装を選びましょう。
キャンプは「重ね着」しよう
夏のキャンプは気温の変化が大きく、標高の高いキャンプ場では日中と夜間とで10℃以上差があるキャンプ場もあります。
エアコンのないキャンプ場での対策は、こまめに服を脱いだり着たりして体温調節をしましょう。
服の素材は脱着が簡単な柔らかい素材の服を選んだり汗の吸水性に優れているものだったり速乾性があるものを選びましょう。
長袖長ズボンで「3つの予防」
1つ目の予防は「けが対策」。長袖長ズボンを着ることで肌の露出を最小限に抑え外傷から皮膚を守ることができます。
2つ目の予防は「熱中症対策」発汗して汗を衣服に吸わせることで体温を下げ熱中症対策になります。
3つ目の予防は「紫外線対策」。山のキャンプでは紫外線の量は標高1000mにつき10%上がると言われています。皮膚の露出を防いで紫外線対策をとりましょう。
長袖長ズボンの他に帽子やサングラスも紫外線対策に効果的なので準備をしましょう。
まとめ)夏キャンプの知っておくべき知識【その2】
- カラフルな服を着て「遭難対策」
- 重ね着をして「体温調整」
- 長袖長ズボンを着て「ケガと紫外線対策」
夏キャンプの知識を万全にして楽しいキャンプをしましょう。