こんにちは!
キャンプD2CのNaFroです。
キャンプで寝るときに使う寝袋(シュラフ)。とくに冬のキャンプでは必ず必要な道具になりますが、寝袋にはサイズや形があるのは意外と知られていません。
そこで、寝袋を買う前に必要な3つの知識を覚えてみましょう。
2024/03/04 更新
寝袋にはサイズがある
寝袋には大きく分けてレギュラーサイズ、ショートサイズ、ロングサイズの3種類があります。
レギュラーサイズは身長約180cmまで
ショートサイズは身長約165cmまで
ロングサイズは身長約195cmまで
となっています。
寝袋は各メーカーで若干異なりますがレギュラーサイズの場合、180cm+25cmくらい長めに作った約205cmと少し大きめに作られている場合が多いです。
これは、寝るときにつま先を伸ばしたりすることを考慮しているとのことなので、サイズの変わり目が身長とかぶってしまった場合は、購入前に寝袋の詳しい寸法を確認してみましょう。
寝袋には形がある
寝袋には主に3つの形があり、マミー型、封筒型、その他の型があります。
マミー型(人形型)はミイラの入っていた棺の形に似ていることから、この名前で呼ばれるようになりました。
保温性を保つために頭部とつま先部分を絞っているので、寝返りをする方には少し窮屈に感じるかもしれませんが、密着性が高く保温力が優れていて収納サイズもコンパクトになりやすいので荷物を減らしたい方におすすめです。主に寒冷地仕様の寝袋に多い型です。
封筒型(レクタングラー型)は、名前の通り封筒のような長方形の形をしています。マミー型と比べて密着性が低く保温性は劣りますが、寝袋の中が広いので寝返りができるところが特徴です。
サイズはシングル・ダブル・キングと3種類あり1番大きいキングサイズを使用すれば小さい子供と一緒に寝ることもできます。
メーカーによっては、フルジッパー仕様で掛布団のように使用できる寝袋もあるのでファミリーキャンパーに人気があります。
その他の型では、マミー型の保温性と封筒型の寝心地を調和させた「エッグ型」や、寝袋を被ったまま動ける形をした「人型」の寝袋も登場して注目されています。
寝袋には耐久(快適)温度がある
寝袋には気温が下がった時でも、快適に寝られるように「耐久温度(快適温度)」というものが設けられています。
この耐久温度は夜中の気温が暖かければ気にしなくても大丈夫ですが、冬の寒い時期は耐久温度を見て寝袋を選ばないと寒くて寝られなくなるので、十分注意しましょう。
ちなみに耐久温度を選ぶ基準としては、泊まるキャンプ場の最低気温から「-5℃」で選ぶようにしましょう。
例えば「キャンプ場の最低気温が10℃だった場合は耐久温度が5℃より低い寝袋を選ぶ」といった具合です。
寝袋は基本的にこの耐久温度が低くなるほど、値段が高くなる傾向があります。冬のキャンプは厳しい自然との共存でもあるので、その中で快適に過ごすには費用が高くなることを想定しておきましょう。
まとめ:寝袋を買う前に知っておきたい3つの知識
以上をまとめると、
寝袋には3つのサイズがある
寝袋には3つの形がある
寝袋には耐久温度(快適温度)がある
です。
自分に合った寝袋を選んでみましょう。