【2025年版】キャンプ初心者必見!失敗しないカトラリーの選び方と基本メンテナンス

【2025年版】キャンプ初心者必見!失敗しないカトラリーの選び方と基本メンテナンス

キャンプを始めたばかりの初心者のために、テントや焚き火台といった大きなギアには目が行きやすいのですが、意外と見落としがちなのが「カトラリー(食事用の道具)」です。 アウトドアの食事は、
家とは限られた環境で行うため、時々のよいカトラリーがあるかどうかで快適さが大きく変わります。

この記事では、そんな初心者の方に向けて、カトラリー選びの基本から、素材ごとの特徴、選ぶ際に気をつけたいポイント、そして長く使うためのメンテナンス方法まで、丁寧に解説します。 初めてのキャンプでも安心して食事が楽しめるよう、ぜひ参考にしてみてください。

前回の記事はこちら↓


アウトドアで使う「カトラリー」って必要ですか?

キャンプ初心者の方にとって、テントやバーナー、チェアといった大物ギアの準備には気を配っていても、意外と忘れがちなのが「カトラリー」です。 スプーンやフォーク、箸といった食事用の道具は、普段の生活では当たり前に使っているものだからこそ、特別に用意するという発想が抜け落ちてしまう事も少ないです。

「使い捨ての割りばしや紙皿で十分な」と思って持って行った結果、食べづらかったり、途中で折れてしまったり、思わぬ不便を感じてしまうことも。 アウトドアでは洗い場や収納スペースも制限されるため、使いやすく、片付けもしやすい キャンプ用カトラリーを準備しておくと、食事の時間が少し快適になります。

また、最近ではデザイン性に優れたものや、エコを意識した素材のものなど、アウトドアの雰囲気をより楽しめるカトラリーもたくさん登場しています。 初めてのキャンプこそ、道具選びにちょっとこだわってみることで、アウトドアの魅力がさらに広がるはずです。

キャンプ用カトラリーの基本タイプをチェックしよう

キャンプで使用するカトラリーには、普段使いとは少し異なる特徴があります。 アウトドアでは「軽量・コンパクト・丈夫」が求められるため、それらに対応した様々なタイプのカトラリーが登場しています。

代表的なのは、スプーン・フォーク・ナイフ・箸のセットタイプ。 収納性に優れたケース付きや、スタッキング(重ねて収納)できるものなど、持ち運びのしやすさが工夫されています。また、スプーンとフォークが一体になった「スプーク」タイプも人気です。

さらに、折りたたみ式のコンパクトタイプは、バックパックキャンプなど荷物の制限があるスタイルに最適。

アウトドアのスタイルによって、最適なカトラリーは異なります。自分のキャンプスタイルに合わせて選ぶことが大切です。

初心者向け!カトラリー選びのポイント5つ

キャンプ初心者がカトラリーを選ぶ際には、見た目の値段だけでなく、実用性やデメリットを重視することが大切です。ここでは、後悔しないためのカトラリー選びの基本ポイントを5つに絞ってご紹介します。

◆軽くてコンパクトなものを選ぶ

キャンプでは荷物の量を極力抑えたいもの。 カトラリーも例外ではなく、軽量で持ち運びやすいものが便利です。 折りたたみタイプや一体型のスプークなどは、バックパックにもすっきり収まるため、ソロキャンパーおすすめです。

◆洗いやすく、手入れがしやすい形状を

アウトドアでは水場が遠かったり洗剤が使えなかったりすることもあります。 凹凸が少なく、汚れがつきにくいデザインのカトラリーを選ぶことで、衛生的にも安心です。 食後の片付けもスムーズになり、ストレスを感じにくいです。

◆耐久性のある素材を選択

長く使いたいなら、丈夫で壊れにくい素材を選びましょう。ステンレスやチタン製は、耐久性・耐熱性に優れていて、長期的なコスパも◎。 落としても割れにくく、熱い料理にも安心して使えます。

◆手になじむ、使いやすいサイズ感をチェック

意外と見落としがちなのが「持ちやすさ」。 思わず無駄なものや短すぎるものは、使ってて疲れてしまう原因になります。 購入前にレビューを確認したり、店頭で実際に手に取って確認するのがおすすめです。

◆ケース付きで外出もスマートに

専用ケース付きのカトラリーは、汚れ防止や紛失防止にとても便利。 収納も簡単で、バッグの中を気にすることもありません。 衛生面にも配慮しやすく、これから初心者にこそおすすめしたいポイントです。

【まとめ】
この5つの基本ポイントを意識すれば、アウトドア初心者でも安心して自分に合ったカトラリーを選べます。

素材別カトラリーの特徴と注意点

カトラリーを選ぶ際には、見た目だけでなく「素材の違い」に注目することも大切です。 素材ごとに重さや耐久性、手入れのしやすさなどが異なり、キャンプスタイルに合った選択が必要になります。

◆ステンレス製|初心者にも扱いやすい万能素材

ステンレスは、耐久性・耐熱性に優れ、サビにも強いためアウトドアにぴったり。多少ラフに扱っても壊れにくく、長く使えるのが魅力です。

◆チタン製|超軽量で携帯性抜群

チタン製カトラリーはとにかく軽い、バックパックキャンプや登山など荷物を控えたいスタイルに最適です。また、強度が高くサビにくいため、メンテナンスも楽です。

◆プラスチック製|リーズナブルで軽いが注意点も

軽くて安いプラスチック製は、手軽に使える点が魅力です。カラーやデザインも豊富で、ファミリーキャンプにも人気です。

◆木製・竹製|ナチュラルな風合いとやさしい口当たり

見た目もおしゃれで、口当たりが優しい木製や竹製のカトラリーは、自然との相性も抜群です。

【まとめ】
素材によってメリット・野球はさまざま。使用頻度スタイルや、自分の好みに合わせて選ぶことが、アウトドアをより快適に楽しむコツです。次は、そんなお気に入りのカトラリーを長く使うためのメンテナンス方法を紹介します。

カトラリーのメンテナンス方法と長く使うコツ

お気に入りのカトラリーを長く使い続けるためには、日々のメンテナンスが欠かせません。アウトドアでは食後すぐにしっかりとお手入れすることで、劣化や衛生面のリスクを防げます。ここでは、素材別に気をつけたいポイントや、使い続けるためのコツを紹介します。
ひと手間を習慣化することで、カトラリーを清潔に保ち、次のキャンプでも気持ちよく使うことができます。丁寧なメンテナンスは、道具への愛着にもつながりますよ。

◆使用後はすぐに洗って乾燥を

キャンプ場では水場が限られていることもありますが、使用後はなるべく早く汚れを落とすのが鉄則です。食べかすや油分を放置すると、サビや劣化の原因になります。洗ったあとはしっかり水気を拭き取り、乾いたタオルやキッチンペーパーで包んでおくと安心です。

◆素材ごとのお手入れを意識しよう

木製・竹製:使用後はすぐに洗い、風通しの良い場所で自然乾燥。定期的にオイルを塗ると、ひび割れ防止になります。

ステンレス・チタン:柔らかい布で水気を拭き取り、サビの発生を予防。落ちにくい汚れは中性洗剤で対応しましょう。

プラスチック:軽くて洗いやすい反面、変形しやすいので熱湯消毒などは避けるのが無難です。

◆保管方法にもひと工夫を

使用後のカトラリーは、清潔なケースや布袋に入れて保管するのがベスト。湿気がこもらないように乾燥剤を一緒に入れておくと、より安心です。帰宅後は必ずしっかり洗い直し、完全に乾かしてから収納しましょう。

初心者に人気のカトラリーブランド3選

はじめてのカトラリー選びに迷ったら、信頼できるブランドから選ぶのも手です。ここでは特に初心者に人気のある3ブランドを紹介します。

【snow peak(スノーピーク)/アウトドア カトラリー SCT-002】

出典:Amazon

機能美と耐久性に優れ、アウトドア初心者からベテランまで幅広く支持されています。チタンは食品に金属味が移らず、他の金属のように錆びないことがメリットです。

サイズ ‎16.51cm
材質 チタン
重量 39g
セット内容 スプーン、フォーク(ケース付き)

【UNIFLAME(ユニフレーム)/カラカト カーキグリーン 668733】

出典:Amazon

日本製の安心感が魅力。使いやすさに配慮されたデザインが多く、家族キャンプにもおすすめです。フォールディング仕様の軽量モデルで先端が樹脂製なのでフッ素等のコーティングを傷つけません。折りたたみ式で持ち運びもかさばりません。

サイズ 使用時:約160mm(スプーン) 約170mm(フォーク)
    収納時:約95mm(スプーン) 約105mm(フォーク)
材質 先端/PBT、樹脂、ハンドル/ステンレス鋼
重量 約13g
セット内容 スプーン、フォーク
耐熱温度 約150度


【CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)/カトラリーセット 3本セット UH-3037】

出典:Amazon

コスパ重視の初心者にうれしい価格帯で、種類も豊富。最初の一本にぴったりのブランドです。スライド方式で3本重ねて収納でき、持ち運び収納に便利なケースも付いているため初心者にも扱いやすいでしょう。

サイズ ‎約長さ165mm
材質 本体/ステンレス鋼、収納ケース/ポリエステル
重量 スプーン/(約)28g、フォーク/(約)37g、ナイフ/(約)26g
セット内容 スプーン、フォーク、ナイフ(ケース付き)

鎌倉NaFro「トングフォーマー」

トングフォーマー

「トングフォーマー」は、燕三条の職人の知恵と工夫が生んだ、アウトドア料理をもっと楽しく、美味しくする道具です。
「ナイフ・フォーク・スプーン」という使い方だけでなく、カトラリーセットのおしりを組み合わせることによってトングにも早変わりします。
20.1cmの長さはトングとしてもカトラリーとしても使いやすい絶妙なサイズです。

そんな「トングフォーマー」の3つの特徴をご紹介します。

◆目からウロコのかんたん構造

4本のカトラリーセットのおしりの部分を重ね合わせるだけで、誰でもあっという間にトングに早変わりし、食材の調理から盛り付け、食べるところまでできるので洗い物が減り、環境にも優しいです。

※4本のカトラリーどの組み合わせでもトングになります。

長さ:20.1cm
重量:70g
素材:66ナイロン
製造国:日本(新潟県燕市)

◆耐熱性に優れた66ナイロン採用

素材は66ナイロン(PA66)を使用しているので、耐熱温度は180℃までOK。 熱い鍋やフライパンでも問題なく使えます。もちろん食洗機も使用できます。

※66ナイロンとは
正式名称:Polyamide 66 米国デュポン社の研究者が発明した合成繊維です。ナイロンの中でも結晶化度が高く、耐熱性や耐久度に優れていると言われています。

◆こだわりのメイドインジャパン

ものづくりの街、新潟県燕三条の熟練の職人の技術が生んだ実用新案取得済みのカトラリーセットです。
トングフォーマーは、当初は一人暮らしの方向けの商品として開発しました。
場所を取らず、洗い物が少なくなるように、最低限の食器で料理を作って、そのまま食べることができるようにとの想いからの発想です。
カトラリーの、どの組み合わせでも対応できるような形状にするために試行錯誤しました。

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自分に合ったカトラリーで快適なキャンプ体験を

キャンプの楽しさは、自然の中で食事を楽しむ時間にもあります。その時間をより快適に、心地よく過ごすためには、自分に合ったカトラリーを選ぶことがとても大切です。カトラリーは小さな道具ですが、選び方ひとつで使いやすさや気分が大きく変わります。

初心者の方はまず、軽さ・洗いやすさ・耐久性といった「基本」を意識して選ぶのがおすすめ。素材の違いやスタイルに合わせた使い分け、そして丁寧なメンテナンスができれば、長く愛用できるアイテムになります。

アウトドアに関わるたびに少しずつ道具が馴染んでくる感覚は、キャンプの逸品のひとつ。自分のスタイルに合ったカトラリーを見つけて、自然の中での食事もっと楽しんで見ませんか? きっと、次のキャンプがさらに特別なものになるはずです。

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