アウトドアで過ごす時間をより快適にしてくれるアイテムのひとつが「ハンモック」です。木陰に吊るして風に揺られながら過ごすひとときは、キャンプならではの贅沢な時間。
しかし一方で、「ハンモックって腰に負担がかかるのでは?」と心配する声も少なくありません。実際に寝方や設置方法を間違えると、腰や背中に違和感を覚えることもあります。
この記事では、ハンモックと腰の関係について解説し、腰への負担を減らすためのコツや、初心者が押さえておきたいキャンプでの基本的な使い方、そして失敗しない選び方をご紹介します。
前回の記事はこちら↓
ハンモックと腰への負担の関係
ハンモックは、キャンプやアウトドアで人気のリラックスアイテムですが、正しい使い方をしないと腰に負担を感じることがあります。特に、一般的な誤解として「ハンモックには縦に真っすぐ寝るもの」というイメージがありますが、実際にはその寝方こそ腰への負担の原因になりやすいのです。縦方向に寝ると布が弓なりに張り、背骨が必要以上に反った状態になってしまい、腰や背中に違和感を覚えやすくなります。
腰の負担を軽減するための基本は「体を斜めに寝かせる」ことです。布の中心に対して少し角度をつけて横になると、表面がよりフラットになり、自然に近い姿勢で体を預けられます。この姿勢はキャンプで長時間ハンモックを使うときにも快適で、腰や肩への圧迫感を大きく減らしてくれます。また、短時間なら問題なくても、長時間同じ体勢でいると負担が増えるため、姿勢を変えながら利用するのもおすすめです。
さらに、設置方法も腰の快適さに影響します。両端の角度や高さが合っていないと、腰が沈み込みすぎたり反り返ったりしてしまいます。基本を押さえてバランスよく設置すれば、ハンモックは腰にやさしいアウトドアアイテムとして楽しめるのです。
キャンプで使うハンモックの基本
キャンプやアウトドアで過ごすとき、ハンモックは自然の中でリラックスするための定番アイテムです。しかし、初心者にとっては「どのタイプを選べばいいの?」「腰に負担はかからない?」と疑問も多いもの。ここでは、ハンモックの基本を押さえて、快適に楽しむためのポイントを解説します。
◆素材の種類と特徴
ハンモックには大きく分けて布製とネット状の2タイプがあります。布製は体を包み込むような安定感があり、横になったときの安心感が強いのが特徴です。腰への負担を減らしながらゆったり休みたい人にはおすすめです。一方、ネット状タイプは通気性に優れ、夏のキャンプで涼しく過ごせるのが魅力。ただし長時間使用すると体に網目の跡がつくことがあり、腰や背中に違和感を覚える人もいるため、短時間の利用に向いています。
◆設置方法の違い
ハンモックには「吊り下げ式」と「スタンド式」があります。吊り下げ式は木に括りつけるため、自然の中での一体感があり本格的なアウトドア気分を味わえます。ただし、設置する木の間隔や高さが合わないと腰が沈み込みすぎ、負担が増えることも。一方、スタンド式は金属や木製フレームを使って自立するタイプで、木がないキャンプ場でも使えるのが大きなメリット。設置の高さや角度を調整しやすいので、初心者にはこちらが安心です。
◆利用シーンと注意点
ハンモックは昼寝や読書、星空観察などのリラックスタイムにぴったりですが、キャンプで夜通し眠る場合は注意が必要です。慣れない姿勢で長時間寝続けると腰への負担がかかることもあります。特に初心者は、まず短時間の使用から始め、慣れてきたら就寝用として使うのが安心です。寝袋やマットを併用すれば体の沈み込みを軽減でき、腰をサポートしながら快適に過ごせます。
腰への負担を減らすためのハンモックの選び方
ハンモックは設置の仕方や寝方で快適さが大きく変わりますが、そもそもの選び方を間違えてしまうと、腰に負担を感じやすくなります。ここでは、キャンプやアウトドアで安心して使えるハンモックを選ぶための基本ポイントを解説します。
◆幅広サイズを選ぶ
腰への負担を減らすには、体を少し斜めに寝かせられる幅広タイプがおすすめです。横幅が広いと布の面積が大きく、体をしっかり支えてくれるため、自然な姿勢を取りやすくなります。逆に幅が狭いと体が丸まりやすく、腰や背中に違和感が出る原因になります。
◆生地の張り具合を確認する
生地がピンと張りすぎていると反り腰の姿勢になりやすく、腰に負担をかけてしまいます。適度にたるみのあるハンモックを選ぶことで体をやさしく包み込み、長時間でもリラックスできます。購入前に張り具合をチェックできると安心です。
◆設置の高さと角度を調整できるタイプ
ハンモックは両端を30度前後の角度で吊るすのが基本とされており、このバランスを保つことで腰への負担を軽減できます。スタンド式の場合は高さ調整ができるモデルも多いため、初心者や女性でも扱いやすいのが魅力です。地面から膝くらいの高さを目安に設置すると、出入りもスムーズになります。
◆スタンド式か吊り下げ式かを見極める
キャンプ場の環境によっては木を利用できないこともあります。その場合、安定感があり角度を調整しやすいスタンド式が便利です。一方で、自然の木に吊るすタイプは開放感があり、アウトドア気分を満喫できます。どちらを選ぶかはキャンプスタイルに合わせて考えましょう。
【まとめ】
腰の負担を軽くするためには、サイズ・生地・設置方法の3点を意識することが大切です。自分の体格や利用シーンに合ったハンモックを選べば、キャンプやアウトドアでの時間がより快適になります。
初心者が気をつけたい基本ポイント
キャンプやアウトドアでハンモックを初めて使うときは、「腰に負担がかからないかな?」と不安になる方も多いはずです。確かに、正しい使い方を知らないと快適に過ごせないどころか、腰や背中に違和感を覚えてしまうこともあります。ここでは、初心者が意識しておきたい基本ポイントをまとめました。
◆斜めに寝るクセをつける
ハンモックは真っすぐ縦に寝るのではなく、少し斜めに体をずらして横になるのが基本です。この姿勢なら布面がフラットに近づき、背骨の自然なカーブを保ちやすくなります。腰への負担を減らすためには、まずこの「斜め寝」を習慣にしましょう。
◆長時間同じ姿勢を避ける
どんなに快適でも、同じ姿勢を長時間続けると腰に負担がかかります。お昼寝や休憩なら30分〜1時間ごとに体勢を変えるのが理想。キャンプでは自然の景色を眺めながら、適度に体を動かしてリフレッシュすると快適さが続きます。
◆夜通しの使用は慎重に
ハンモックをベッド代わりにして一晩中眠るスタイルもありますが、初心者には少しハードルが高めです。慣れるまでは日中のリラックスタイムにとどめ、腰や背中の様子を見ながら少しずつ使用時間を延ばすのが安心です。
◆マットやブランケットを併用する
腰への沈み込みを軽減するために、マットやブランケットを敷いて調整するのもおすすめです。これにより保温性も高まり、春先や秋のキャンプでも快適に過ごせます。ちょっとした工夫が腰の負担を和らげ、快適度をぐっと高めてくれます。
【まとめ】
初心者は「斜めに寝る」「長時間同じ姿勢を避ける」「補助アイテムを使う」といった基本を押さえるだけで、ハンモック体験が格段に快適になります。無理のない範囲で少しずつ楽しみ方を広げていきましょう。
鎌倉NaFro「ヘブンテント」

“睡眠をキャンプのハイライトにする”
ヘブンテントは、腰に負担がかからず、体に優しい、世界初の完全フルフラット式ハンモックです。
※havenの意味は理想郷、避難所です。本来の発音はヘイブンに近いですが、日本人にとって言いやすく覚えやすい「ヘブンテント」を日本語名として採用しています。
【ヘブンテント5つの特徴】
・どんな場所でも設置ができる
・世界初の完全フルフラット式のハンモック
・エアマットレスや蚊帳、フライシートなど、キャンプに必要な機能が標準装備
・ハンモック内部の収納力
・本体とフライシートの耐水圧4000mm
【パッケージ内容(スタンダード)】
・本体
・フライシート
・蚊帳
・エアマットレス
・ツリーストラップ
・ガイライン&ペグ
・収納袋
サイズ(展開時):L198cm×W58cm×H86cm
サイズ(収納時):33cm×22cm×16cm
本体重量:1.09kg
セット総重量:2.78kg
耐荷重:129kg
耐水圧:4000mm
【Haven Tent(ヘブンテント)シリーズ商品ラインナップ】
・Haven Tent ヘブンテント スタンダード
・Haven Tent ヘブンテント スタンダード Forest Camo
・Haven Tent ヘブンテント XL Forest Camo
・Haven Tent ヘブンテント XL フォレストグリーン
・Haven Tent (ヘブンテント) Safari
◆新作Haven Tent Spectre(ヘブンテントスペクター)
ヘブンテントシリーズ最軽量モデルの発売が開始されています。
現行のヘブンテントの良さをそのままに、なんと本体重量524gと衝撃の軽さが実現されました。
ヘブンテントのいちばんの魅力は「完全フルフラット式のハンモック」。空中のホテルとも言われるほど安定しています。これはトゥルーレベルパッドと言われるエアマットレスにより、体が沈み込むことがなく安心して寝られる構造になっています。
また、素材はMonoliteメシュ素材を採用しているため、遮るものがないパノラマビュー体験を実現しました。付属のSilpoly製レインフライも超軽量なのに防水性、耐久性ともに優れています。雨が降っても安心で、レインフライを閉じればプライバシーも確保されます。
そして、新作ヘブンテントスペクターは収納力が格段にアップ!さらに使いやすくなりました。サファリシリーズ標準装備のラウンジストラップも付いているため、ソファのように上体を起こして使うこともできます。
テントよりもスマートでハンモックより自由な体験をぜひ味わってみてください。
【パッケージ内容(ヘブンテントスペクター)】
・本体(蚊帳付き)
・レインフライ(Silpoly製)
・エアマットレス
・スプレッダーバー2本
・ツリーストラップ2本
・ガイライン4本
・ペグ4本
・カラビナ2個
サイズ(展開時):L203cm×W76cm×H88cm
サイズ(収納時):38cm×16cm×16cm
本体重量:524g
セット総重量:2.06kg
耐荷重:130kg
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快適なハンモック選びで、腰にやさしいキャンプ体験を
ハンモックは「ただ横になるだけの道具」ではなく、体の負担を減らしながら自然を快適に楽しむための重要なアイテムです。特に腰へのサポートを考えた選び方をすれば、リラックス効果はさらに高まり、長時間でも心地よい休息を得られます。幅広タイプや適度な張りのある素材を選び、正しい角度で設置するだけで、腰への圧迫感を大きく軽減できます。
また、初心者の方は「設置環境」や「安全性」も意識しておきましょう。木やスタンドの強度、ロープの耐久性などを確認することはもちろん、地面の傾斜や周囲の障害物にも注意が必要です。些細な準備が、快適さと安心感につながります。
さらに、キャンプでは「寝具」として使うか「チェア代わり」として使うかによっても適したタイプが変わります。自分のスタイルに合ったものを選ぶことで、腰や体全体に余計な負担をかけず、自然の中での時間をより豊かに過ごせるでしょう。
ハンモックは選び方ひとつで大きな違いが出ます。腰にやさしい快適なキャンプ体験を実現するために、ぜひ今回のポイントを参考に、自分に合った一台を見つけてみてください。