梅雨時でもキャンプを楽しみたい

梅雨時でもキャンプを楽しみたい

初夏はアウトドアに適した時期です。

まだ暑すぎず、日も長くて活動時間が長くとれます。それでも雨の予報だと、キャンプは中止にする事が多いですが、思いきって行ってしまえば意外と楽しめます。

2024/03/14 更新

梅雨時の自然は見頃の花が多く、苔も水分をたっぷり含んでプクプクで可愛い姿を見せてくれます。雨で洗われた植物や小岩は、しっとりとした風情を醸し出してこの季節ならではの味わいが有って好きです。

しっかり支度をして行けば、目の前の景色しか見えない分深山のような雰囲気が味わえます。実際にもやの中を奥深く入ると道迷い等の心配が有りますが、車道からさして離れていないようなキャンプ場でも、ちょっと冒険している感じを楽しめます。

雨でもキャンプを楽しむ為に重要なのは、テントと設置場所選びです。

テント本体とフライシートの二重になったタイプだと、雨具の水滴を払ってから入れるので室内の濡れを多少防げます。その前室が広いほど快適で、そこで調理も出来ます。

火気の取り扱いは注意が要りますが、登山用のコンパクトなコンロを使う・コンロが転けないように地面に板等を敷く・点火する前に鍋を乗せて炎が上がらないようする等の工夫をします。

前室はテントによっては後付け出来るタイプも有りますし、ターブを活用するのも良いです。お日様が出たらよい日陰を作れます。

これで外からの濡れを減らしても、湿度が高いと結露で濡れて来ることが有ります。

浸透圧の高い素材のテントでも完全には防げません。ここは換気が一番良い対策で、酸欠防止も兼ねて通気を確保します。

最悪なのはテントが水没する事です。

防水がしっかりしていれば、室内まで浸水する事はそうそうないですが、雨が上がってもなかなか外に出られなくなるのは流石に嫌です。

水はけの良い地質や、平坦に見えてもよく見ると高くなった場所を探します。

周囲を掘っても良いなら、手作り側溝は効果が高いです。

管理人さんが居る場合は、お勧めの場所を聞いてみると、たいてい親切に教えてくれます。

乾いた着替え一式とタオルを完全防水で確保して、晴れた日とまた違った空気感を楽しみに、雨のキャンプをゆったり過ごしたいものです。

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